忠如庵・神田忠

自爆テロ

2010年03月29日 17:45

 モスクワの地下鉄で自爆テロとか。

 「自爆テロ」。なんとも切ない。

 相手を殺し自分が生きようとするのは未だ分かるが、自爆テロは、君も死に、周りも死ぬ。誰もハッピーにならない。君が正気を取り戻せばみんながハッピー。

 "正気" の沙汰では到底できない非合理的な作戦ゆえ、宗教が絡む。死後の約束が必要だ。

 しかし、人類史上、死後の約束なく "自爆" を決行した民族がいる。

 たった70年ほど前の日本人だ。神風特攻隊である。

 僕は知覧の平和会館で遺書を数時間眺めたことはある。私が理解した限り、多くの特攻隊員は、天国へのパスポートは持たず、泣きながら、愛する人、母の名を叫び、死んで行った。

 アッラーアクバルとはちょっと違う。

補足 私は KAMIKAZE を褒めたたえたいわけではない。あんなことが起きないに越したことはなかった。また、KAMIKAZE を自爆テロと同一視して蔑みたいわけでもない。KAMIKAZEは、あくまで軍人への攻撃であり、民間人への攻撃であるテロとは異なる。

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